先日のボサノバコンサートの後、せっかくなので乳児園内のお部屋を見学しながらお話を聞かせてもらいました。
そこでたいへんに頼もしいお話を聞けたので、ここで紹介します。
乳児園というところについて私は、諸事情で親が養育ができない赤ちゃんを受け入れる施設だと思っていました。
確かにそうなのですが、それだけではありませんでした。
桐育乳児園は、ふだんは家庭で普通に生活している赤ちゃんや母子が、困った時に頼って良い施設でもあったのです。
まず見せてもらったのは、「親子支援室」というお部屋。
畳敷きの個室に、トイレやお風呂、ミニキッチンもついています。清潔な寝具も。
産後の育児疲れなどで困ったお母さんが親子で来園して、安心して過ごせる場所です。
お部屋でゴロゴロしていていいし、赤ちゃんを園にお願いして、例えば近くのコンビニに行ってきてもいい。(詳しい話はぜひ直接聞いてみてくださいね)
その後は普段乳児園で過ごしている子たちのお部屋と、「一時保護受け入れ室」というお部屋も見せてもらいました(写真)。
桐育乳児園には、お仕事や冠婚葬祭やリフレッシュのために赤ちゃんを夜間含め預けることもできるそうです。
受け入れ時刻は限定されておらず、24時間可能。
だから例えば、始発の電車に乗らねばならないときも、用事が長引いて帰りが遅くなる時も、対応してくれます。
近くに両親や兄弟友人など、頼れる大人がいない中で子育てをがんばっているご家庭もありますよね。
地域支援の一環として
「ふと疲れた時に、”乳児園があった!”と思えるように」
と、案内してくれた職員さんがおっしゃっていました。
存在を知っていても、建物の前は通ったことがあっても、いざ一歩踏み出して中に入り説明を聞いてみるのには、思い切りやきっかけが必要かもしれません。
説明の最後に職員さんは「いつでも案内します!」と笑顔で言ってくれました。
とっても頼もしいんだなぁと感じた桐育乳児園。
頼れるところがあると知るだけでも、子育てママの心の支えが太くなるはずです。
ぜひ一度「だっこ」に遊びに来て、お話も聞いてみてくださいね^^
(すー)
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