ほんとうのじぶん(おしゃべり会②)

※前の投稿からの続きです


初めての子育てに臨み、孤軍奮闘して、次第に(無意識にでも)自分を追い詰めていってしまうようなことは、珍しいことではないのだと思います。

そんな時に、自分のことも大切にしていいのだ、周りの人の力を借りるのはちっとも悪いことじゃないのだと気づけたというのは、どんなにか明るい光に見えたことでしょう。


自分はどんな状態を望んでいるのか、どんな状態が心地いいのか、本当の不安の元は何なのか、心の声をよく聞いてみてください。


子どもに「早くして!」などとイライラしてしまう時。

実はそのイライラの元は、子どもの動作がゆっくりでじれったいことではなく、例えば義母との約束の時間に遅れたくないという焦りだったり、例えば夫がいつもの時間に帰宅しないことへの不安だったり。


また、例えば保育園のママ友が「私が寝坊するとパパが毎回私の分までお昼のお弁当用意してくれてる」というのを聞いて、うらやましいと思った時。

一旦はうらやむ気持ちを持ったものの、よく考えてみると自分の夫にもそうして欲しいわけではないと気づいたり。(お弁当は私が用意するから寝坊しそうなら起こしてほしい、自分もバタバタするし、とか)


目の前の感情の奥には、別に本当の感情や原因があることがあります。

その本当の気持ちに気づけたら、なんだかすっきりするものです。


いかに自分の心が落ち着いていられるかが大切、とかおりさんも言っていました。

外側にばかり気持ちが行きがちだけど、自分の内部にも目を向けて耳を傾けてみませんか。

自分が望んでいるのことや状態は何なのか、自分に問いかけてもみましょう。


そうして、”これは自分でやりたい”ということは自分の手で、”これは自分がやりたいわけじゃないけれど自分がすることになっている”ということは、他の誰かに甘えていいのではというお話でした。


また、あひるのこが他の子育て支援と違って素敵なのは、赤ちゃんばかりではなくお母さん自身が対象のイベントなどがたくさんある点ですねとも語ってくれました。

確かにそうですね。

ヨガや各種講座やマッサージ、何かを作るワークショップや料理教室など、お母さんたちが楽しみに来るイベントがたくさんでした。

ガスプラザにある あひるのこのお部屋には、お母さん(やお父さん)に貸し出ししてくれる図書もたくさん置いてあります。

のりこさんの選んだその本の数々は、どれも興味深いものばかりです。


自分が満たされていると、子どもにも落ち着いて向き合えます。

心と体が安定していると、何かが起きた時に受け流せることも多くなります。


赤ちゃんより自分をいつでも大切にしようとか、望みをすべて叶えようというわけではありません。

でももしあなたが 自分に意識を向けることが少なすぎるようだったら、ぜひその割合を見直してみてください。

心の声に耳を傾け、うきうきわくわく心惹かれることをしてみてください。

パートナーの方をはじめ、周りの人に気持ちを伝え、上手に頼ってみてください。


「男性は女性に喜ばれることが喜び、だから女性はひたすら喜んで受け取ればよい」との言葉も聞きました。

夫が買ってきてくれたものや、(頼んだとしても)してくれた行為に対して「申し訳ない」より「ありがたい、うれしい!」の気持ちで受け取るのがいいんだそうです。

続けているうちに、向こうからどんどん動いてくれるようになるとか。

そうなるといいなと期待を胸に、私も実践してみようと思います♪

(すー)



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