ちょっと大きくなった子に…【絵本】

こんにちは、すーです。

もう9月の最終日、早いものです。

毎晩の虫の声や涼しい風、きれいなお月さまなど すっかり秋本番という感じですね。


突然ですが、私は絵本が大好きです。

子どもの小学校で読み聞かせボランティアを通年やっているのですが、そろそろ始めてから8年目になります。

これまで、のりこさんによる 大人向けの一押し本を毎月のように紹介してきました。

今月は私が、赤ちゃんを卒業した子どもたちに楽しんでほしい 絵本を紹介してみますね。


最初の本はこれ、『ぺんぎんたいそう』(齋藤槙/福音館書店)です。

これは0.1.2えほんなのですが、大きくなっても楽しいのです。

ペンギンの親子が、かけ声とともに体操を始めます。

いかにもペンギンらしい動きがいっぱい!

それを一緒に読んでいるお子さんがまねすると……そりゃあもう、かわいいのですよ^^

赤ちゃんと一緒に読んでも、園児のお子さんと一緒に読んでも、小学生と一緒に読んでも楽しいです。

時には、読み手の大人も一緒に体操しちゃったら、また楽しいですね♪

鮮やかな黄色も、元気の出そうな一冊です。


次は、『タンゲくん』(片山健/福音館書店)。

片目のノラ猫と、女の子のおはなし。

ある日突然わが家に入り込んできて、当然のように居つくようになった猫。

タンゲくんと名前を付けて、お世話をすることになりました。

昼間は気ままにおでかけしちゃうけど、夜には帰ってきます。

いかにも愛らしいという風体ではないタンゲくんですが、「わたし」やその家族に受け入れられ、愛されているのがしみじみと伝わってきます。

大げさでなく自然体だけど、ゆたかな愛情にあふれた家族に心があたたかくなる絵本です。

(すー)




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