こんにちは、すーです。
今月も、絵本の紹介をします。
今回は、阿部結さんの『なみのいちにち』です。
全国学校図書館協議会の選定する「2023 えほん50」にも入っている絵本なので、図書館などに掲示されているその一覧でも見かけたことのある方も少なくないかもしれませんね。
表紙の絵。波に、お顔がついているのがわかりますか?
この波が主人公です。
彼女(?)のいちにち、朝から夜まで、どんな時間が流れていくのでしょう。
とってもとっても、うつくしい絵本です。
波が、水面が、反射が、しぶきが、美しい。
海も湖も身近でない場所で育った私には、その音や色の描写がとても新鮮に映りました。
海のそばで育ち、自然とたくさんの場面を目にした阿部さんが波を通して教えてくれる様々な景色。
こんなにもいろんな姿を見せてくれるのか、と感心しきりです。
絵本販売サイト「絵本なび」では、阿部さんのインタビューもみることができます。
興味のある方はこちらへ→https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=175634
じっくり、またはパラパラと、ながめているだけでも素敵な絵本ですよ。
(すー)
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