世代を超えて愛される絵本『いないいないばあ』

こんにちは。

桐生市は、日中はまだ暑いですが、ようやく朝晩は涼しくなってきましたね。

今回は、松谷みよ子作『いないいないばあ』をご紹介します。

『いないいないばあ』は、1967年の刊行以来、世代を超えて読み継がれている絵本です。

今では累計700万部を超え、日本で最も親しまれている絵本のひとつとなっています。


お話はとてもシンプル。ネコやキツネといった動物たちが順番に「いないいない…」

と隠れて、ページをめくると

「ばあ!」と顔を出します。

最後には小さな子どもが登場し、

「いないいない」「ばあ!」をします。

くり返しのリズムと登場キャラクターに、赤ちゃんは思わず笑顔になります。


絵を担当した瀬川康男さんの描く動物たちは、表情豊かで目が印象的。

赤ちゃんの視線を自然に引きつけます。

温かみのある色づかいが、繰り返し読むほど安心感を与えてくれるのも魅力です。


松谷みよ子さんは、当時まだ少なかった「あかちゃんのための本」を作りたい、という強い思いから、この絵本を生み出しました。

赤ちゃんにもよい言葉、美しい絵を届けたい。

その願いが込められた本だからこそ、何十年たっても愛され続けているのでしょう。

一度は読んだことがある、または幼い頃に読んでもらった人もいるかもしれませんね。

あひるのこには、同シリーズの絵本が多く揃っています。

私は、『もうねんね』と『おさじさん』も大好きです。

良かったら、読みに来てくださいね。

(ゆっこ)

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