紫陽花が美しいほんのひと時の時季。
もうそろそろ終わりの頃に近づいてますが、
そうなると今年も折り返し。
今年前半といえばあのウィルス菌。
敢えて触れずにここまできた、わたしのコラムですが、
今回は素人目線で、わたしの日頃の菌との関わり方をテーマにしてみます。
まず、菌とウィルスにカビ。
全ては微生物。
さて何が違うのでしょうか⁇
詳しくは「菌 ウィルス 違い」などでググって頂きここでは割愛いたします。
どちらかといえば、菌は菌でも身体に有益な菌『常在菌』が皮膚にあり、わたしの身体を守ってくれているという考えのわたしは、ウエットティッシュに、除菌シートやスプレー、アルコール消毒を約40年の人生においても元々してこなかったように思います。
では、何をしているか。
はい、
手などの皮膚は基本水洗いだけです。
あっ!あまり大きな声では言えませんが、お風呂もボディーソープは使わず、たまーに石けんを使う程度で、いつもはシャワーで流してから湯船に浸かるだけにして今6年くらい。ちなみに『タモリ式入浴法』という名で知られタモリさんや福山雅治さん、ローラさんなども実践とかとか!
そして日々の生活では
①しっかり睡眠
②旬のお野菜で「まごわやさしい」和食
③体に有益となる菌は落とし過ぎないこと
これらを日々の暮らしの中で大切にして、
いわゆる『出す力のある身体作り』で健やかなる日々をキープ出来るように努めています。
①と②は疲れを溜めないとか、バランスの良い食事などと、「免疫力アップ」というキーワードで今回の騒動でも、メディアからの発信がありました。
では③については、メディアはどうだったでしょう?わたしのメディアの印象は「菌=悪い・排除したい」そんな《全て排除》という印象を受けました。
COVID-19も身体に有益な菌も、みんな一つに括られて、アルコール消毒で、除菌もできるハンドソープでしっかり過ぎるほどの手洗いを前面に押し出している事に、老婆心ながら情報にドキドキ。
でもこの四季ある日本。
特にこの湿気の時季もあるおかげで、身の回りの食べ物を、腐敗から守る、発酵という形で菌との共存を発見した先人たちから受け継いでる食べ物に私たちは囲まれています。
国菌と認定されているカビの一種『糀菌』から醸される味噌に醤油に甘酒、みりん、お酢。たくあんぬか漬けなどの乳酸菌たっぷりのお漬物。そしてイースト菌でパンに納豆菌で納豆と、豊かなお料理にはたくさんの菌さん達のお力添えが!
そして岩手の片田舎育ちのわたしは、
泥んこ遊びを飽きもせず、
それはそれは姉妹で頭から泥を被るような遊び方で、初夏から初秋にかけて毎日の様に庭先で遊び、
幼稚園生活も、当たり前のように裸足生活で園庭を駆けまわる、そんな全身で泥、足裏からは土の感触を感じる日常。
つまり、意識せずともに、土に含まれる土壌菌まみれの世界で育っていたんです!
COVID-19であろうと、インフルエンザウィルスであろうと、かかっても軽症であったり、ノロやO-157などの食中毒なども下痢や嘔吐で出せたりと、
もしなっても、自己回復力や自己治癒力を意識した生活もクローズアップして欲しいなぁなんて。
それには、わたしを護ってくれている皮膚にある『常在菌』を落とし過ぎないこと、これとっても大事だと思ってます。
毎日の感染者などの数字や基礎疾患がとか、どこに勤めて、どこに出没したかの不安を拡散する情報より、
感染された方やすぐ回復された方の普段の食生活や生活の仕方とか、どんな食べ物の嗜好があったかを聞きたいなぁと、メディアからそんな予防に関する比較や考察から見えた情報なんかを広く前向きに発信していただけないものかしらーなんて。
日々の暮らしから除菌し過ぎない。
そして食べたもので私たちの身体は日々造られている。
そんな意識の中でわたしと家族は今日も暮らしてます。
(ゆう)
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