ゆうさんの子育てコラムvol.4「食べるものを選ぶということ」

衣替えした園児服に学生さんの制服をみかけると、あー今年ももう折り返しと感じる今日この頃。色々あった春の3ヶ月でしたが、この6月から学校生活も再開し、徐々にいつもの日常が戻ってくるとやっぱり安心感がありますね。


自粛と予防と心の健康。

どれかに片寄ることなく良いバランスで

そしてやっぱり太陽ある日は、しっかり外に出てお散歩や軽い運動して、元気に笑うって、大事ではないかなぁと、そんな風に最近は過ごしています。

さてさて。

わたしのことを知っている方は意外!とおっしゃってくださりますが、実は『食』に本当に興味を持ち、実際に行動が伴い始めたのは次女が離乳食を開始する頃、ちょうど7年前。


しっかり、大学時代の一人暮らしから子を産むまでは、安さ上等、それこそチェーン店や色んなお店に便利調味料、買ったらすぐ食べれるものたちに、たくさんお世話になる生活を満喫してきてます。

それはそれで、美味しくも楽しい若者らしい時間を過ごして参りました。


小学生からお手伝いでご飯作りもしていたので、元々お台所に立つのは好きだった方。

一人暮らしでも、

スーパーも大好き、特に特売とかなっているとワクワク、安いってホントに嬉しいなぁと感じていました。今でも、新鮮野菜の特売には目がないけど!


むろん無添加や無農薬なんて考えたこともなく、母になり少しずつ入ってきた『食を選ぶ世界』を知っても、まだまだお金のかかる高いのイメージ。

わたしとは無縁の世界と感じでいました。


そんな日々の中、遊びがてら試食もあるし、ちょっと気になっていた添加物で有名な先生の講演会に3歳とまもなく1歳を迎える2人を連れて行った時のこと。

体験コーナーにて、同じ食べ物で、

添加物入りと無添加を当てるコーナーが。

『食べて当てる』に3歳さんが食いつかないわけないですよね。だって、食べれるから!


そんな3歳さん、ポテトチップスに、味噌汁など確か5品ほどの食べ物に、どっちが美味しい⁇に、

なーんとなんと、

5品全て無添加の方の食べ物を選んだのです!!!

母、ビックリ!


この体験が、パッとわたしをこっちの食の世界へと誘うきっかけとなりました。


一夜にして、食材・調味料を一変は出来ませんでしたが、一つ一つ今まで使っていた調味料が終わる度に、伝統製法の調味料や無添加のもの、生産者さんの顔が見える食材や素材へと、ゆるく変わる日々。


選びたくなる品が変わると、

買うためのお店が変わり、

こじんまりとしたお店へ。

野菜は八百屋、

魚は魚屋、

パンはパン屋、

スーパーも行くけど量産されない調味料が並ぶ商店。


お店の方とわたしが会話できるお店を好むように。

そしてそこにコミュニケーションがあると

人と人が繋いでくれる新しい出会いもたくさんあり、直接農家さんとお知り合いになれたり、

マルシェをご紹介頂き、足を運んでみたり。


マルシェへ行けばもっともっと

面白い方々もいて、

生き方って自由なんだなぁと、

少しずつ『こうでなければならない』という、

『殻』が剥がれて来ました。


そして今。


やっぱり新鮮は美味しい!

例えば遠くの地域のオーガニックお野菜も良いけど、

安心安全な宅配野菜も良いけれど、

自分の目で見て選ぶ楽しさや、近所のおじちゃんが作ってくれたお野菜は、

お料理する時にまた別の悦びを与えてくれる気がして。

土にこだわりは無いかもしれないけど

採れたて野菜の元気な姿もわたしは好き。

だから、道の駅やら、農産物直売所は見つけては寄ってしまうスポット。


そんなわたしの暮らしを支える

食べるものを選ぶ生活は、

添加物無し、砂糖無し、化学調味料無しを90%くらいのこだわりと、

お野菜は無農薬・無化学肥料ならベスト、

でも普段は新鮮な直売所野菜もお世話になりながら、小さな庭でガーデン野菜を採れたら愉しむ、そんな暮らしをしています。


さてと、今日も「ママ〜ご飯何?」の声がもうすぐ聞こえる時間。

食べれるだけで幸せなのに、

更に選ぶなんてなんて、

なんとなんと贅沢な暮らしなんでしょ。

(ゆう)

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