こんにちは。
先週の14日(金)は「あひるのこ」でみそづくり講座でした。
8組のお母さんが参加してくれて、にぎやかに楽しく行われました。
10時に行くと、床にはブルーシートが敷かれ、大きな機械が鎮座していました。
講師の桜井さんの指導の下、FMきりゅうパーソナリティのまゆみさんと、桐生ガスのれいかさんが先に作業をしていました。
お母さんたちは手を洗って、持ってきた豆を温める準備をしてからふたりの作業を見学です。
桜井さんが用意してくれたこうじは、みどり市東のおばあちゃんが手づくりしているそうです。
ここのおみそも美味しいらしいですよ。
まずは親子で、こうじをほぐします。
浅めのばんじゅうを使って、広々と作業をしました。
子どもたちはさながら砂遊びをしているよう。
よくほぐれたら、お塩と混ぜて塩きりこうじにします。
次に、温かい大豆をつぶします。
みそ用の豆すり機に大豆を入れて、ハンドルを回すと出てくる出てくる!
Kくんも大豆を入れるお手伝いをしました。
Mちゃんは、大豆の出口に目が釘付けです。
この日の大豆は、粕川で作られた無農薬大豆。
甘くておいしいそうですよ。
お豆大好きなFちゃんは、お手伝いそっちのけでお豆パクパク。
やわらかくて甘くて、止まらなかったのでしょうね^^
その美味しいお豆で作るおみそも、きっと美味しくなること間違いなし!
大豆がつぶれたら、今度は塩きりこうじと合わせます。
ぐにゅにゅ~、モミモミ~、と「練りこむように」と桜井さん。
今度は子供たち、まるで粘土遊びです。
見回すと、同じ大豆を使っているはずなのにみんな色や固さがちょっとずつ違います。
これにそれぞれの持つ菌も加わって、家庭ごとに違う味わいのみそができるんですね。
おもしろいですねーほんとに^^
全体が混ざったら、桜井さんに固さのチェックをしてもらい、種水で調整します。
その後はボール状に丸めて、消毒した容器に投げ入れます!
見ていると、お母さんと一緒に小さな玉を作る子、お母さんの作ったきれいなみそ玉に指で穴をあける子、作ったそばから玉を崩す子、できたみそ玉を受け取って並べる子など、様々な様子でした。
空気が入らないように容器にみそ玉を詰め、平らにならしたらラップを敷いてその上から塩でおもしをします。
これでできあがり。
みなさん カビがでないように、上手にできあがりますようにと真剣でした。
子どもと一緒にする作業は、行ったり来たり中断したりで時間がかかります。
効率的とは言えないことが多いですが、その触れ合いがやりとりが、その時しかない貴重な思い出になりますね。
そして親子にとって愛着のあるみそができあがって、毎日の食卓に登場します。
「おばあちゃんがみそを仕込んでいたことを、この大豆の香りで急に思い出した」と言っていたママもいました。
「前回はお兄ちゃんがみそづくりに参加して"お兄ちゃんのみそ"ができたのをうらやましがっていたので、今日は下の子を(園を休ませて)連れてきました」と言っていたママもいました。
一言で「手作りみそ」と言っても、家庭ごとにさまざまなエピソードが広がりますね。
おいしくなるのは12月すぎくらいから。
「それまでも、ちょこちょこ味見してみていいんですよ」と桜井さんは言っていました。
だんだん変化する状態を感じるのも、いい体験になりそうですね。
(すー)
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